小6と中3を対象とする文部科学省の全国学力調査が18日に行われ、昨年度と同程度の国公私立の約2万8700校(全体の98%)、200万人余りが参加した。教科は例年と同じ国語と算数・数学に加え、中学で4年ぶりに英語を実施。「話す」力を測る出題もあり、生徒たちは文科省のオンラインシステムを使い、英語で解答した。結果は7月下旬に公表される。
英語の「話す」調査では、生徒はマイク付きヘッドセットを着け、1人1台の情報端末から文科省のシステムに接続。流れてくる問題に対し、英語で解答を吹き込んだ。文科省は2025年度以降、中学からパソコンやタブレット端末を使った学力調査の出題・解答(CBT)の導入を検討しており、効果や課題を検証する狙いがある。
4年前にも「話す」調査があ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル